全然におわなかったよ

いんやーのんびりできたわ三宅島。仕事で行ったはずなのに、なんだかゆったりした時間を過ごせた。霧の立ちこめる三池港に朝5時に降ろされた時はここは本当にこの世なのか疑ったけど。寝起きの寝ぼけた状態とはいえ、霧の向こうにそびえ立つ山から白く枯れた木々の影がうっすら見えてちょっとこわかったんだよね。でも霧がはれた島はよかった。島の至るところでガクアジサイはキレイだし、アカコッコはバサバサ飛んでるし。朝の6時から仕事始めて15時には終了して宿でビール飲んでた。ビールがうまい。湿度が高くて少し動いただけでも汗が出る。霧がなかったら涼しいんだろうなあ。2000年の噴火の影響で島の標高が高い場所では樹木がほとんど枯れていて、ササなどが覆う地表から白い枯れ木がにょきにょき突き出ているという不思議な光景。これを見るとここはやはり三宅島なんだなと思う。今回はあまりガスが発生してなかったみたいで、ガスマスクを使う機会はなかった。島の人はみんな普通に生活してたけど、火山と共に生きるってすげーなと思った二日間だった。

明日から東京時間に戻らないと。なんかもう仕事したくないっす。