虫が怖い

特に毛虫が怖い。刺す系の毛虫。
チャドクガの幼虫には何度もやられた。葉っぱの裏にびっしり付いているのを見たときの恐怖といったらない。刺された時のあのかゆみ。数の多さ、遭遇回数の多さ、かゆみの広がり方どれをとってもダントツだと思う。よく道路を横断している茶色の毛虫、スジモンヒトリは小さい頃よく触っていた。保育園でスジモンヒトリの幼虫を手に乗せてかわいがるのがはやっていたのだ。今はできない。ニャッキみたいな顔をしているマイマイガは、見た目は毒々しいけれど毒性のない毛虫らしい。でもこいつが木の幹についてじっとしていたりすると、びっくりする。みんな怖がるイラガの幼虫は刺されると痛いけど、小さくてカラフルでかわいいと思う。毛虫以外だとアリとクモも怖い。昨日はアリの巣を踏み抜いたらしくて、気がついたら足に大量のアリが群がっていて心臓が止まるかと思った。クモはジョロウグモが一番かな。繁殖期のあの膨らんだお腹、繁殖色、大きさ。森を歩いてると気がついたら肩に乗ってたりする。恐ろしい。あと、今のところやられたことはないけれどマダニが怖い。帰ってきてお風呂に入ろうと服を脱いであれが体についていたら・・・と想像するだけで寒気がする。何日も体にくっつき続けるなんて、本当に恐ろしい。虫って得体のしれない生き物で、なんか気がついたらそこにいて、知らない間に刺されてたりする。これが怖いところだと思う。私の周りでは、虫は男のロマンと主張する人が多い。どんなに仲良くても、虫については君と分かり合えないなとかよく思う。