母が笑った

8年住んだ仮住まいから、新居に引っ越ししました。
引越しの準備中にはいろいろなモノが発掘されるわけで。
小さい頃のアイテムなんかがわんさかね。
そんな私の幼年期を知ることができるアイテム。
小学校に上がる前、幼稚園に通っていた時のれんらくちょうです。
この当時はもも組でした。担任は佐々木先生です。

6/12
入園当初から砂場遊びが好きだったgeneraljpちゃんですが、今でも相変わらず砂場で山・川・道などを作って遊んでいます。友達も女の子より、ほとんど男の子とばかりで、その中でもあまり話していないのですがモクモクと遊んでいます。こちらが話しかければ話すのですが、自分からはなかなか話しかけてくれません。
佐々木

砂場遊びばかりしている私を見て先生が、このままでいいのかしら、と母に知らせてくれたようです。当時の私は今よりももっと大人が苦手で、友達とは話すのですが先生がいると緊張してしゃべれなくなっていました。女の子も大人と同様に苦手でした。

7/20
先日お母さんにもお話したように、男の子との方が気が合うようです。先日も「男の子は立って」と言うと、友達から「おまえ立たんか」と言われているのを聞いて、つい笑ってしまいました。よく話も聞けるし、何事もさっさと行動できます。明日からいよいよ夏休みです。真っ黒になって元気な姿を見せてください。
佐々木

これはおもしろいですね。当時の私はきっと「おまえ立たんか」と言われても立たなかったと思います。自分が一応女の子だということは認識していましたからね。当時、歯磨き指導みたいな行事があって女の子の列に並んでハミガキチェックを受けていたら歯科衛生士のお姉さんに男の子がふざけて並んでるとか怒られた記憶があります。かなーりショックでした。

12/22
女の子の大好きなままごとや○○ごっこという遊びよりも、積み木で基地を作ったり、砂場で体、全身を使って遊ぶ方が好きです。びっくりするほど積極的で、ハキハキしている面と、声を掛けても返事をしないような面と二面性があり、どちらが本当のgeneraljpちゃんだろうかと戸惑うところがあります。3学期は自分から進んで話をしてくれるように願っています。
佐々木

先生の戸惑いぶりが伺える連絡です。大人は苦手なんですよ。

3/15
3学期も発表会、お別れ遠足と行事を終え、終了式を迎えることになりました。発表会では最初からおじいさん役を選び、その中で動作や言葉も自分で考えて表現しました。外の友達からもほめられて、自信に満ちていました。口数の少ないgeneraljpちゃんですが、よいところをたくさん小学校に行っても出してください。一年間ご協力ありがとうございました。佐々木

発表会の演目は金のガチョウでした。これは自ら進んでおじいさん役を志願したわけじゃなくて、先生が「お姫様やりたい人ー!」ってみんなに聞いたら女の子の大半が「はーい!!!!」って手をあげて、「王様やりたい人ー!」って聞いたら男の子の大半が「はーい!!!!」って手をあげて、この調子じゃ自分は役をもらえないぞ、このままではまずい、と思って次の役に手をあげようって思って思い切って手をあげたらその役がおじいさん役で更に私以外の子は誰一人手をあげなくて見事におじいさん役に決まってしまったというのが事の顛末でした。後に母から聞いた話では、先生は私のことをみんながやりたがらない役を自ら志願するすごい子だと思ってたみたいです。
こんなに園児の様子に気をつけているなんて、幼稚園とか保育園の先生って本当に大変なんだろうなと思いました。すごいです。佐々木先生、ご心配をおかけしてすみませんでした。

引越しはまだまだ続きます。